
伊豆山温泉の夏の風物詩「さざえ祭り&花火大会」が23日始まり、最後の夏を楽しもうと多くの観光客や市民でにぎわった。伊豆山には、源頼朝が旗揚げした際、当地の浜でサザエを食べて千葉に渡り、鎌倉幕府の開設につなげたという言い伝えがある。「さざえは縁起のいい食べ物」とされ、伊豆山温泉観光協会(牧野文弘会長)は毎年この時期に同祭りを開き、伊豆山海岸で獲れたさざえを提供している。
七尾町内会の子どもたちが伝統の祭りばやし「しゃぎり」
伊豆山海岸のうみのホテル中田屋とホテルニューさがみや前広場に設けられた特設会場のオープニングセレモニーでは斉藤栄市長、杉山利勝市議会議長、渡辺友二伊豆山温泉旅館組合組合長らがあいさつ。この日は伊豆山神社本宮の例祭日にあたり、七尾町内会の子どもたちらが伝統の祭りばやし「しゃぎり」を披露。ステージのトップバッターでイベントをを盛り上げた。
23、24日の両日とも午後8時45分から15分にわたって伊豆山名物の「金と銀の空中ナイヤガラ」(通称・縁結び花火)などの花火が打ち上げられ、晩夏の夜空を彩る。
問い合わせは電話0557-81-2631(伊豆山温泉観光協会)へ。
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