熱海市の小山臨海公園で犬がくつろげる施設「ドッグラン」の建設が急ピッチで進められている。当初は10月初旬の供用開始を予定していたが、秋雨の天候不良で作業が遅れ、10月中旬以降にずれ込んだ。4日現在、工事が続いており、天候によっては月末になる可能性もあるという。
利用者の減少で平成19年に設置した2面のゲートボールコートの1面をドッグランとして供用するもので、犬の大きさに合わせて「小型犬」と「大型犬・中型犬」のスペースを設ける。遊休地活用の社会実験として実施するため、利用料金は無料。熱海市在住者以外も利用できる。同公園の指定管理者「NPO法人アタミスタ」が運営する。
◆ドッグラン(dog run) 飼い犬を自由に運動させられる、専用の広場。隔離されたスペースの中で引き綱をはずし自由に運動させることができ、 全国に有料、無料の施設が設置されている。利用に際しては、狂犬病予防や各種ワクチンの接種などが前提。
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