
米音楽界最高の栄誉とされる第59回グラミー賞式が2月12日(日本時間13日)、ロサンゼルスで発表され、熱海市出身のピアニスト内田光子さん(68)が、ドイツのソプラノ歌手ドロテア・レシュマンさんの伴奏を務めたアルバム「シューマン リーダークライス、女の愛と生涯/ベルク 初期の7つの歌」で最優秀クラシック・ソロ・ボーカル賞を受賞した。内田さんのグラミー賞受賞は、2011年最優秀器楽ソリスト演奏賞に続いて2度目。
◆内田光子 1948年12月熱海市生まれ、68歳。世界有数のクラシック演奏のピアニスト。父親が外交官だったため、12歳でウィーンに渡り、国立ウィーン音楽院入学。1970年のショパン国際ピアノコンクールで2位。2015年に高松宮殿下記念世界文化賞を受賞。ロンドンを拠点に活躍。2009年に大英帝国勲章デイム(男性のナイトに相当)の称号を受章。
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