
熱海市下多賀の和田木神社例大祭が10月21日の宵宮祭で始まった。神事では雨宮盛克宮司が祝詞を奏上し、清水正彦総代長、川口慶治責任総代、川口覚和田木町内会長、川口健網代温泉観光協会会長(市議会議長)、駒嶺洋南熱海網代温泉旅館協同組合理事長ら氏子や地域関係者30人余りが参列した。夜は、氏子町内の子供たちが、網代駅前で「子供しゃぎり大会」を開いた。練習を重ねてきた四丁目、馬鹿囃子、熱海囃子などの伝統の祭りばやしを披露し、神々をもてなした。
恒例の小山神明宮の氏子町内の子供たちとの合同「子供しゃぎり大会は」は雨のため、取りやめたが、和田木神社、櫻田会(親子会)、網代温泉観光協会の山車3台が賑やかに網代温泉の氏子地域を練り、秋祭りを盛り上げた。
22日は本祭があり、和田木青年会が市指定無形民俗文化財の獅子神楽を奉納した。今年は大型台風21号の接近のため、本殿で「神拍子」「宙下」「下り端」を舞い、南熱海地区の繁栄や氏子町内の家内安全を祈願した。御神幸行列(お下り、お上り)は、荒天のため中止となった。
小山神明宮でも21、22日の両日、例大祭が齋行された。
(熱海ネット新聞)
■しゃぎり 約470年前から伊豆地方に伝わる伝統芸能のひとつ。 その発祥は、雅楽からといわれており、お囃子の一種で各地で祭囃子として伝承されている。 網代のしゃぎりも江戸時代から脈々と受け継がれている。
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