
女子ゴルフの今季第4戦アクサ・レディス最終日(3月25日、宮崎・UMKCC=6505ヤード、パー72)で、渡邉彩香(22)=大東建託=が6バーディー、ノーミスの66をマーク。通産9アンダーの3位に入った。フェービー・ヤオ(台湾)が通算12アンダーで並んだ比嘉真美子とのプレーオフを制し、優勝した。
渡邉彩香は、通算3勝を挙げているものの、2016、17年の2シーズンは未勝利に終わったが、ようやく復調。今週は、2015年に優勝したヤマハレディースオープン葛城(静岡県袋井市)。「オフにスイングを再チェックし、体の動きも完ぺきといえるぐらいになった」とV宣言!
(熱海ネット新聞)
今大会、宮崎のファンが驚いたのは、やはり1Wのティーショットだろう。3日間の平均では、261.333ヤードの4位。しかし、第1日の8番では277.0ヤードをマークするなど、飛距離も右肩上がりになってきた。「まだ、ちょっと精度が定まらないところはあるけど、たとえラフへ行っても、上向き調子のアイアンショットでカバーできる。おかげで、流れが途切れない。きょうは、ノーボギーでプレーできたこともうれしい」と言葉が弾む。
LPGAツアー初優勝は、今大会だった。以来、通算3勝をあげたものの、2016、17年の2シーズン、勝利から遠ざかっている。「オフにスイングを再チェック。体の動きも完ぺきといえるぐらいになった。練習ではできることを、試合でプレッシャーがかかった場面で、実行できれば、もっと自信がつく。次週は、地元で勝ったことがある大事な試合です」と自らへ言い聞かせるように話した。さくらが満開。渡邉にも、春が来た。
文と写真=LPGA(日本女子プロゴルフ協会)
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