
伊豆山、来宮、今宮3神社の厄年奉賛会の先陣を切って「伊豆山巽剛一會(たつみごういちかい)」(小松剛正会長)が4月15日、伊豆山神社例大祭で御鳳輦(ごほうれん)を担ぎ、ご神幸行列を盛り上げた。江戸時代から続く伝統の「石段下り」では、黒帽子に深い緑色の装束をまとった42歳の厄年を迎えた男衆たちが、「ワッショイ、ワッショイ」と威勢の良い掛け声を上げながら勇壮に歩みを進め、海岸近くの下宮(しもみや)を目指した。厄年奉賛会の会員の地元町内ではそれぞれが万歳を三唱。会員や町内会の人たちから祝福を受けた。
■伊豆山温泉のホテル・旅館街でも威勢良く
7月15、16日に来宮神社例大祭で御鳳輦を担ぐ「来宮辰巳會(きのみやたつみかい)」(川本数章)、10月19、20日の今宮神社例大祭で御鳳輦を担ぐ「今宮和田奉十絆(ぶじゅう)會」(薄井勇会長)の会員たちが応援に駆け付け、国道135号線沿い伊豆山温泉のホテル・旅館街を威勢良く練った。氏子地域を巡行し、商売繁盛と家内安全を祈願、厄よけを祈念した。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■御鳳輦(ごほうれん)大厄の42歳を迎える男子が節分から翌年の節分まで氏神様に仕え、ご奉仕することで厄を逃れる。伊豆山神社厄年奉賛会として代々引き継がれている。平成30年度は昭和51年4月2日~52年4月1日生まれの伊豆山小の卒業生で構成。
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