
熱海梅園の韓国庭園でネムノキがきれいなピンクの花を咲かせ、梅雨入りした熱海に彩りを添えている。化粧道具のはけのような形が特徴で、この花は夕方になると昼には広がっていた2つの葉が重なり合って閉じたような状態になる。それが「眠る」をイメージさせるため、この名が付いた。ネムノキ科ネムノキ属の落葉高木で木を植えてから花がつくまで10年ほどかかる。熱海梅園の一角に韓国庭園が誕生したのが2002年(平成14)、今年で16年目を迎えた。6月28日から始まる熱海国際映画祭では、韓国映画「殺人の告白」で主演した俳優パク・シフさんがオープニングセレモニーでレッドカーペットを歩く。ちょっとした韓流ブームが起きている。
この時期のジャカランダ、ブーゲンビリアは人気だが、こちらも負けずに美しい。癒される。園内では梅の収穫も続いている。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■韓国庭園 2000年(平成12)9月に当時の森喜朗首相と金大中大統領との日韓首脳会談が熱海で行われた際に 熱海梅園を訪れ園内を散策し歓談。日本と韓国の友好と世界平和が永久に続くことを願い、 朝鮮時代の伝統様式と手法を取り入れた庭園を整備した。
写真=6月14日撮影
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