
熱海鮮魚組合(宇田勝組合長)は27日、熱海市清水町の熱海魚市場で第2回「魚祭り」を開催。35年ぶりに復活させた5月の「魚祭り」の続編で伝統の青い法被を着た組合員たちが、威勢のいい掛け声とともに来場者をもてなした。
今回の目玉はユニークな魚の展示。夏ど真ん中の開催とあって「氷の中に魚を展示してみました。ちょっとした熱海の水族館です」と宇田組合長。来場者に涼を感じてもらおうとカレイ、アマダイ、トビウオ、マイカなどの地魚を氷漬けにして展示。鮮魚の販売コーナーではてんこ盛りのイワシが1袋200円など格安販売。
浜焼コーナーでも地魚を用意し、市場のメリットを生かし廉価で提供。なかでもホタテ、ハマグリ、サザエ、アワビの「貝づくし」が人気で来場者たちはその場で七輪を使い、浜焼にして味わった。あら汁(200杯)もふるまわれ、市民や観光客が列を作った。
このイベントは熱海の地魚の魅力を発信するのが狙いで、斉藤栄市長も夫人とともに訪れ、地元の加工品グルメを食しながら、熱海の地魚をPRした。次回の開催は9月。話題の駿河湾の深海魚フェアを予定しているという。
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