熱海市観光協会が姉妹提携している磐梯熱海温泉(福島県郡山市)の「第48回萩姫まつり」が10日まで同温泉街で開かれ、9日にメーン行事「献湯祭」を行った。
実行委員長の菅野豊磐梯熱海温泉観光協会長のあいさつに続いて、ミス萩姫の3人が雅楽「越天楽」に合わせて厳かに「萩姫の舞」を披露。磐梯熱海温泉の繁栄と湯の恵みに感謝した。
「源泉くみ上げの儀」では源泉からくんだ湯を榊(さかき)につけ、参加者に振りまく「散湯の儀」、湯を各旅館に分け与える「分湯の儀」を行い、温泉への感謝の気持ちを表した。
まつりは2日間にわたって予定されていたが、台風11号の影響で悪天候が予想されることから、10日に予定していた全行事は中止となった。
◇山と海の熱海の交流
磐梯熱海温泉観光協会は1月28日、菅野会長をはじめ、一般市民など102人がお座敷列車で熱海を訪問。翌29日に熱海梅園でミス郡山などが観光PR。熱海市観光協会も4月23日、森田金清会長やミス熱海梅の女王、市民ら140人がお座敷列車「華」で磐梯熱海に出発。懇親会を開くなどして交流を深めた。両協会は1989年に姉妹提携、毎年「梅園梅まつり」で観光キャンペーンを開催。
磐梯熱海温泉観光協会が熱海で行ったキャンペーン(1月29日、熱海梅園)
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