
◇ふる里祭り・盆踊り最終日(15日・網代・大縄公園=網代温泉観光協会主催)
懐かしい三波春夫さんが唄う熱海音頭が流れる盆踊りとともに東京や神奈川からの宿泊客らを喜ばせていたのが、「昭和のムード」がめちゃ漂う屋台の数々。定番の金魚すくいや綿菓子屋さん、かき氷、ヨーヨー・スーパボールすくいに始まり、スイカ割り大会や手持ち花火、駄菓子屋の50円くじ。現代っ子に合わせてバスケットボールビンゴやカブトムシの販売もあり、盛りだくさんの内容だった。
飲食屋台もおやじの会の特製焼きそばや網代いかめんち、アジの干物、サザエのつぼ焼きなど全てが地元の出店。公園内には十数軒の屋台がずらりと並び、小学生でにぎわった。
熱海や多賀が大人を対象とした「ビール祭り」に力を注ぐ中、江戸時代から知られる漁師町の網代温泉観光協会(川口健会長)は伝統を受け継ぎ、ぶれることなく家族連れの誘客に力を注いでいる。
(編集主幹・松本洋二)
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