
◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第2日(27日・宮城利府GC=6499ヤード、パー72)
1アンダーの12位から出た渡辺彩香(21)=ユピテル=が66で回り、テレサ・ルー(台湾)とともに通算7アンダーの首位に浮上した。2打差の3位にアン・ソンジュ(韓国)。4アンダーの4位に大山志保と堀奈津佳。3アンダーの6位に森田理香子ら6人。賞金ランク1位のイ・ボミ(韓国)、横峯さくらはイーブンパーの30位で最終日を迎える。
熱海出身の渡辺彩香が1イーグル、5バーディー、1ボギーの66で回り、トップに躍り出た。圧巻のイーグルは18番ロング(492ヤード)。「今週はドライバーがあまり良くなくて」と不安を抱たティーショットだったが、狙い通りフェアウェイをとらえる。
グリーンまで残り220ヤード。UT3で振りぬいた2打目は高い放物線を描き、グリーン脇に落下。マウンドに当たったボールは角度を変え、ピンそば2メートル。3打目はボールが転がり始めると、すぐにイーグルを確信し、渾身のガッツポーズ。この1打が渡辺をトップに押し上げた。
劇的なチップインイーグルで初優勝を飾った「アクサレディスゴルフトーナメント」から半年。ツアー2勝目を視界にとらえた。
写真はLPGA
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。