
長野県と岐阜県にまたがる御嶽山が27日に噴火したことに伴い、熱海市消防本部は隊員7人を静岡県緊急消防救助隊の第3次派遣隊として派遣する。2日午後5時15分から市役所玄関前で発隊式があり、土屋千秋消防長が杉野巧隊長に出動を命じた。派遣期間は3日から7日までの予定。伊東、静岡、浜松の市消防と共に派遣され、7隊員は3日午前6時30分に熱海を出発する。消防庁の要請を受けた県は第1次隊として静岡、浜松、沼津、富士の4市の41人を派遣。御嶽山には現在、第2次隊17人が入り、長野県王滝村を拠点に救援活動を続けており、入れ替わる。
斉藤栄市長は隊員一人ひとりと握手を交わし、「救助隊派遣は東日本大震災、伊豆大島の土石流災害に続いて3度目。今回は3000メートルを超える大変危険な環境下で台風も接近している。常に安全を心掛け、その上で熱海市を代表して救援にあたってほしい」と激励した。
◇熱海市消防派遣隊 ▽隊長=杉野巧▽小隊長=中村幸揮▽隊員=岡田真人、矢野瑛洋、菅野格太▽後方支援小隊長=五十嵐龍彦▽隊員=釜田貢徳
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