
56人が死亡した長野・岐阜県境にある御嶽山(おんたけさん、3067メートル)の噴火で、長野県災害対策本部は16日、行方不明者7人の年内の捜索を同日で打ち切ると発表した。積雪や火山灰の凍結など捜索環境が悪化し、救助隊員の二次災害の危険性が高まっていると判断。捜索再開は来春になる見通し。長野地方気象台によると、山麓の開田高原(長野県木曽町、標高1130メートル)の雪解けは例年4月中旬。山頂付近は6月中旬まで雪が残るという。御嶽山では15日の初冠雪以降、山頂付近の気温は氷点下となり、17日も氷点下が見込まれている。
これに伴い、緊急消防援助隊熱海市第2次派遣隊として14日から静岡県緊急消防援助隊第6次派遣隊に加わり、現地に赴いていた中村治貴派遣隊長以下7人も任務を満了し帰隊。20日午後1時から市長室で市長報告する。また、21日から市役所第一庁舎1階「情報コーナー」で今回の救援活動の様子を写真展示する。
◇同第2次派遣隊 ▽隊長=中村治貴▽小隊長=小原典之▽隊員=湊義和、矢代興大、寺川正俊▽後方支援隊小隊長=川口伸洋▽隊員=谷口淳一
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