
伊豆山神社で(原口尚文宮司)23日、新穀感謝祭・新嘗祭(にいなめさい)が斎行された。伊豆山地区で収穫された農産物などを神殿に供えて原口宮司が祝詞を奏上し、大舘節生総代会長や氏子、JA関係者が玉串を捧げ、秋の恵みに感謝した。神事に続いて例年好評の奉納農産物の即売会もあり、瞬く間に完売した。
新嘗祭の歴史は古く、天皇が新穀を神に捧げるとともに、自ら食して1年の収獲に感謝し、来年の豊穣を願う。宮中で行われる恒例の祭典のなかでも、最も重要な祭典とされる。
同祭に合わせてが「熱海地区農業祭」(JAあいら伊豆主催)も開かれ、境内で地元でとれたダイコン、カブ、キャベツ、ニンジン、レモン、ミカンなどが販売され、多くの市民や参拝者が格安の値段で秋の野菜やかんきつ類を買い求めた。
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