
「もみじまつり」最終日から一夜明けた8日、熱海梅園で冬至梅(とうじばい)が白い花を咲かせた。熱海市では、天皇陛下の誕生日(12月23日)に熱海梅園の早咲き梅を献上している。天皇陛下が皇太子時代の1969年から毎年続けており、今回で46回目。梅は紅梅の八重寒紅(やえかんこう)と白梅の冬至梅の2種類。今年は17日に献上梅を切りだし、市役所の温かい室内でつぼみを膨らませたあと、宮内庁のほか、英国大使館と韓国大使館に献上する。
熱海梅園の梅の開花は例年以上に早く、お正月にはかなりの数の梅の花が楽しめるという。
8日の熱海梅園は月曜日にも関わらず、日本一遅い紅葉と日本一早い梅の競演を楽しむ来場者で賑わった。前夜に海上花火大会が開催され、1万7000人が熱海湾で観賞。ホテル旅館をチェックアウトした宿泊客らが家路に就く前に次々と訪れた。
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