
熱海梅園梅まつりは9日、大勢の観梅客で賑わった。
前日の大雪のため、開催が危ぶまれたが、熱海市観光協会と市関係者が総力を挙げて除雪作業を行い、予定されていたイベントを全て中止して入場無料で開園。
澤田政廣記念館、韓国庭園、中山晋平記念館、足湯もクローズドされたが、観梅客はひきも切らず、根強い人気と歴史の重さを見せつけた。
ところで、前日の大雪と暴風で園内の高さ20mの松の大木が倒れ、「八重寒梅」「唐梅」2本の梅の木をなぎ倒した。場所は正面入り口付近で、ともに見ごろを迎えていた。市は10日から復旧工事を行う。
それでも来場者たちは「とんでもない大雪と暴風のなかで、梅の花が散らずに本当によかった」と安どの表情を浮かべ、行き届いた園内のメンテナンスに感謝していた。
(編集主幹・松本洋二)
【写真】珈琲専科「讃」羽田剛さん撮影=2月9日
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