熱海消防出初式が7日、渚親水公園レインボーデッキであった。熱海市消防本部(土屋千秋消防長)、熱海市消防団(牧野克昭消防団長)の職員と消防団員の計382人が参加した。
勝俣孝明衆院議員、杉山利勝市議会議長、藤曲敬宏県議、内田進熱海商議所会頭、目黒俊男熱海温泉ホテル旅館協同組合理事長など約100人の来賓が見守る中、観閲者の斉藤栄市長が整列した部隊を検閲。長年にわたり地域消防に貢献してきた消防団員や家族、民間協力者に感謝状を授与した。
市防火協会幼年消防クラブの保育園児48人(富士15、栄光熱海中央14、MOA19)が「火の用心の歌」を披露し、出席者は防火に決意を新たにした。
式典終了後は消防署員、団員らが隊列を組んで熱海銀座通りを観閲パレード。ムーンテラスでは24本のホースを使い、署員と各分団の約150人が海上へ向けて一斉放水を実施し、防災意識を高めた。
◆土屋千秋消防長の話 昨年は消防救急デジタル無線の整備が完了し、新生熱海消防の盤石な基盤が構築された。昨年の火災件数は13件(前年比7件減)で犠牲者を出すこともなく総じて平穏な1年となった。一方で救急件数が3235件(241件増)あり、これは10万人都市に相当する出動件数となっている。今後とも高齢化社会の進展に的確に対応するとともに救急救命士の育成に努めていく。
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