静岡県は29日、2012年度(平成24年)の観光交流客数(速報値)を発表した。
それによると熱海市の昨年度の宿泊客数は285万4874人(前年度比15.7%増)で、観光レクレーション客数(観光施設やイベントなどの来場者数)は277万6632人(同4.0%増)。両方を合わせた観光交流客数は563万1506人(同9.6%増)となり、
2年前の東日本大震災からの完全回復が数字に表れている。
熱海市の年間宿泊者数のピークは1968年(昭和43年)の550万人。当時とは比べようもないが、いまでも人口3万9207人(7月末現在)の小都市に1日平均7800人の宿泊者を含め、1万5400人超の来訪者が続いていることが分かる。。
同時にこれだけ市外からの来訪客が多いことから、環境美化やサービス、ゴミ処理などの費用がかさみ、市の財政がひっ迫するのもうなずける形となった。
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