
新潟市の岩室温泉などで独自の「キャラストレーション」活動を続けているアートユニット「uwabami」のムトウアキヒトさんとはらだかおるさんが17日、熱海駅前仲見世通り商店街の「パン樹 久遠」と熱海銀座の「CAFE RoCA」など4店舗でライブペインティングを実施した。
「キャラストレーション」とは、お店の窓などにその場の風景、通行人、客、店内の様子など取り入れてイラストに描き上げるもので、ムトウさんが即興で線を描き、はらださんが色をつけて仕上げる。ご覧のように「パン樹 久遠」や「CAFE RoCA」の店窓にペインティングを施した。
この日の実演は2月8日から熱海で開催する「混流温泉文化祭」のデモンストレーションで、同祭で実行委員長を務める戸井田雄さん(武蔵野美術大学非常勤講師)によると、混流温泉文化祭では仲見世商店街の全ての店窓を「キャラストレーション」するそうで、「2月から製作に取りかかりますが、商店街のイメージががらりと変わりますよ」と自信を示した。
(編集主幹・松本洋二)
◇混流温泉文化祭 多地域のアートを通じた交流を目的とする多地域参加型のアートイベント。今回が最初の開催で別府温泉(大分)、岩室温泉(新潟)、熱海温泉の若手芸術家が作品発表とシンポジウムを開く。会場は仲見世通り商店街と丸屋ビル(銀座町)。2月8日~3月23日。
パン樹 久遠
CAFE RoCA
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