熱海市は29日、市役所で本年度の第1回行財政審議会を開き、斉藤栄市長は市役所に隣接する熱海岡本ホテル跡地(3269平方メートル)ついて「利便性が高く、何としても取得しい。市民が集うことのできる施設を描いている」と語り、来年度、所有者から3億9千万円で購入する方針を委員に示した。
委員の意見も購入に賛成するものがほとんどだったが、活用方法については①どのような施設を建設するのか説明して、市民に判断を仰ぐ②設計段階から市民の意見を聞く―などの注文を付けた。
これらの委員の意見に対し、市長は「議会の理解を得る必要があるが、図書館と市民ホールを中心とした複合施設を建設したい。利用者の意見を聞く場を設け、満足度を高めていきたい」と話した。
(熱海ネット新聞)
◇熱海市行財政審議会とは
熱海市における行財政の運営等に関し、市長の諮問に応じ調査審議するため設置し、20人以内の委員によって組織。行財政審議会委員は、行財政等に関し、知識経験を有する者のうちから市長が委嘱する。委員の任期は2年。
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