
熱海でも執筆活動を続ける作家の森村誠一さんが提唱、普及する「第2回写真俳句ストーリーコンテスト」(主催・熱海市各地区観光協会連絡会)の最終審査と表彰式が23日、起雲閣であった。「森村誠一賞」は森萄子さん(栃木県)の写真と句「梅ふふむ吾子(あこ)声たてて笑う日に」が受賞した。
表彰式では森村さんが「芭蕉や蕪村になったつもりで熱海写真俳句の愉しみ」をテーマに講和し、スライドを使って写真と俳句の表現方法を説明した。
今回は1月11日から2月28日まで公募し、自由句、課題句の両部門で全国から94人、244作品の応募があった。
参加者約40人が入賞作品20点を選び、そこから森村さん、斉藤栄市長、森田金清同連絡会代表、俳句編集者の山口亜希子さんが優秀賞、市長賞を選び、森村さんが「森村誠一賞」を決めた。
(熱海ネット新聞)
◇写真俳句
作家の森村誠一氏が提唱する写真と俳句を組み合わせた表現手法。『森村誠一の写真俳句のすすめ』の刊行が契機となり、ブームが起きた。
斉藤栄市長
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