
熱海市と熱海市観光協会は2日、丹那トンネル感謝祭を丹那トンネル殉職碑前で行った。
桜満開の青空の下、斉藤栄市長、森田金清熱海市観光協会会長をはじめ、市議や観光、JRなどの関係者と地域住民ら約100人が参列し、熱海発展の礎となった同トンネルに感謝するとともに、工事で殉職した67人の霊を慰めた。
感謝祭に続き、明るい社会づくり運動熱海・伊東地区協議会、立正佼成会熱海教会が慰霊式を催した。
(熱海ネット新聞)
◇丹那トンネル
昭和9年に丹那トンネルが開通するまで東海道本線は、現在の御殿場線を経由していた。同トンネルの開通で東海道本線のルートは「熱海―函南」経由となり、熱海は飛躍的に発展。完成には16年の歳月を費やし、延べ250万人が工事に従事。この間、崩落などで67人もの工事関係者が殉職した。
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