
「第1回温泉バル祭り・イン・熱海2014」(実行委員会主催)が29日までの5日間、熱海市街で開催された。
イタリアの「バール」のように、早い時間から気楽に街中を食べ歩いてもらおうと86店が参加。バル限定の特別メニューやサービスを提供した。
「バル」は全国的に広がりを見せているが、熱海のバルは市の特性を生かし、定番の飲食店やバー、スナックばかりでなく、土産店やホテルや旅館での日帰り入浴、美容院でのヘッドマッサージなどに利用できる。
熱海駅前の「釜めし・串の店 味くら」では、ご覧のような特別セットを用意、日帰り観光客などをもてなした。
チケットは3枚つづりで3300円(前売り2900円)。3店舗を自由にチョイスして30分~1時間でハシゴできるシステム。期間中、熱海梅園梅まつりと糸川桜まつりが開催されていたことも追い風となって、多くの市民や観光客が利用した。
実行委員会の長沢寛治さん(焼肉秘苑)は「これまで市民中心のイベントが多かったが、今回初めて宿泊を伴わない市外の誘客にトライした。様々なお店に参加して頂き、多くの方に熱海に来ていただけた。次回は6月~9月をめどに行い、年に3回程度開催したい」と話している。
(編集主幹・松本洋二)
◇バル バー(Bar)のスペイン語読みでイタリアの「バール」。南ヨーロッパにある喫茶店や居酒屋などの軽食堂。食事の合間に軽く食べたり、飲んだりできる。これを日本流にアレンジした食べ歩き、飲み歩きイベント。
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