
40年にわたり、市民に愛されてきたグルメシティ熱海店(旧ヤオハン熱海店)が、今週日曜(23日)午後6時に完全閉店する。
どんな形で幕を引くのか、問い合わせると、「特別なセレモニーは予定していない」とのこと。自然な形でフェードアウトするのだという。
まあ、同店の閉店は、姉妹店となったマックスバリュー熱海店との絡みもあり、致し方ないとしても、同情すべきはグルメシティ熱海の店頭で営業してきたミスタードーナッツ熱海店。こちらは”もらい閉店”で23日午後6時に閉店する。
店舗前の張り紙には「昭和56年に開店以来33年間、地域のみなさまに支えられ、今日まで続けてまいりました。長い間ご愛顧いただきましたことを心より感謝申し上げます」の文面とともに「ありがとうございました。合掌」の文字。「合掌」の2文字が全てを物語る。
海外の高級靴が品ぞろいされ、別荘・マンション族からも人気が高かった「靴のフジナカ清水町店」も閉店する。しかし、こちらは在庫次第(半額感謝セール展開中)だが、来月初めまで営業するという。咲見町店は営業を継続する。
熱海の買い物エリアの象徴ともいえるこの地域をどう建てなおすのか、残された課題は大きい。
(編集主幹・松本洋二)
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