JR東日本は、2020年春から東京駅・新宿駅と伊豆急下田駅との間で新たに運行を始める観光特急列車の名称を「サフィール踊り子」に決めたと発表した。サフィールは宝石のサファイアを意味するフランス語。「青く輝く伊豆の海と空」をイメージ。「大人のIZU 本物のIZU」をコンセプト して名付けた。
1981年以降、首都圏と伊豆半島を結ぶ特急に採用している「踊り子」の名称を踏襲した。現在、この区間では特急「踊り子」と「スーパービュー踊り子」が運行中だが、サフィールの導入とともに、スーパービューの名称と現行車両は廃止する予定。踊り子は存続する。
サフィールは定員164人の8両編成。同社初となるプレミアムグリーン車(1+1列の座席)1両、グリーン個室車両2両、こだわりの“麺”が楽しめる「ヌードルバー」1両、天窓から日の光が車内に降り注ぐグリーン車(2+1列の座席)4両を連結する。車内には無線LAN、また全席に電源コンセントを設置する。全ての座席がグリーン車以上となる高級感が売りとなっている。
1日1往復程度の予定で、格上のプレミアムグリーン車(1号車)には、宝石をデザインした特別なロゴが表示される。運転日や停車駅、料金などは今後発表する。
(熱海ネット新聞)
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