気象庁は10月11日午前11時から大型で非常に強い台風19号に(ハギビス)ついて記者会見し、「昭和33年(1958年)9月の狩野川台風に匹敵する記録的な大雨となるおそれがある」とし、厳重な警戒を呼びかけた。
狩野川台風では、静岡県や関東で記録的な豪雨をもたらし、伊豆半島を流れる「狩野川」が決壊して洪水が発生するなど、各地で川の氾濫や土砂災害が相次ぎ、合わせて1200人を超える犠牲者が出た。
台風19号は11日、1時間におよそ20キロの速さで北上を続けており、12日昼過ぎから夜のはじめごろにかけて東海地方にかなり接近、または上陸する見込み。中心の気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心の東側370キロ以内と西側280キロ以内では風速25メートル以上の暴風となっている。
熱海市も暴風や高波に加えて記録的な大雨となるおそれがあり、市は早めの備えを呼びかけている。
(熱海ネット新聞)
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