衆院選静岡6区に立候補した立憲民主党の前職•渡辺周氏(59)が10月28日夜、熱海市の起雲閣で個人演説会を開いた。渡辺氏は「伊豆山地区の盛り土問題の原因究明、再発防止の法整備が最優先課題」と訴え、自身が幹事長代行を務める立憲民主党が国会内で伊豆山土石流災害に関する野党合同ヒアリングを開き、「熱海盛り土流出事故被害者の会」代表らを招いて真っ先に盛り土問題に踏み込んだ実績を強調した。
「ネット上で色々報道されているが、ウソかホントか分からない。国会の議場や災害対策特別委員会でしっかり論議すべきなのに、政府と自民党は国会を閉じたまま開かなかった。県や市は調査をまとめ、これだけの人が亡くなっているのにだ。野党が強くないと、政府も与党も真面目に我々の意見を聞かない。民意で野党を後押ししていただき、真っ当な政治を取り戻したい」と話した。
アフターコロナの熱海の経済対策には「熱海都民を増やすこと」と説き、「それには高齢者の坂道対策とか、子どもたちの遊び場を増やすなどのインフラ整備が必要になる。市長と県知事の連携が大切で、私なら川勝知事とスマホで直接やりとりができる」と強調した。
応援のマイクを握った齋藤栄市長も「国会を見ていて常々思うのは、健全な野党がいて初めて政策が磨き上げらられること。野党が力をつけることで国民の生活は豊かになり、被災者への力強い支援ができる。ぜひ、渡辺さんを国会に送ってほしい」と呼びかけた。
コロナ対策で間隔を開けて席を設けたため、出席者は約30人。山田治雄市議が来賓であいさつ。金森和道、小森高正前市議も駆け付け、橋本一実市議によるガンバロー三唱で陣営の士気を高めた。
渡辺氏は、伊豆山の大規模な土石流災害で被災した熱海市に市内の医師を通じて台湾の医療機関者から届けられた不織布マスクを着用して市内各所を遊説、感謝の意を示した。
(熱海ネット新聞)
ガンバロー三唱…https://youtu.be/4gHaC_82B9Y
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