【観光】昨年度は462回出動、3295人を案内 熱海まち歩きのガイドの会

梅園がいど
設立8年目を迎えた「熱海まち歩きガイドの会」(伊藤弖代表)は27日、いきいきプラザで平成28年度の総会を開き、本年度の事業計画や予算を決めた。27年度は定期観光コース38回、フリープランコース36回、各種イベント382回、講師など6回の計462回ガイドを務め、のべ3295人の観光客や市民を案内した。なかでもメーンとなる梅園梅まつりでは329回のガイドを行い、のべ449人がガイドを務め、2419人を案内した。中島幹雄熱海市観光協会会長は「梅まつり期間中、熱海まち歩きのガイドのみなさんは観光客の案内ばかりでなく、相談役になり、クレームをほとんど処理してくださった。この迅速さが熱海の人気の一つになっている。これは何よりの宝、心より感謝している」と称賛した。
総会では斉藤栄市長をはじめ、藤曲敬宏県議、田中秀宝、和田翔平市議も駆けつけ、お祝いの言葉を述べた。
◆定期案内コース=①伊豆山開運(頼朝の足と伊豆山の歴史)②石畳浪漫(熱海・別荘建築の歴史)③芸妓見番(芸妓文化・華の舞、人車鉄道)④熱海奥文化(文化人が愛した西山別荘地)⑤神社仏閣(熱海のパワースポット巡り)⑥湯けむり(熱海七湯めぐり)⑦フリーコース

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中島幹雄熱海市観光協会会長

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◆伊藤弖代表 従来の観光ガイドに加え、大きなホテルの従業員研修やタイアップ企画が増えてきた。しかし、現在会員は37人いるが、高齢者が多く、実働人数は10人程度。今後も市にはガイド養成講座を続けていただき、観光客や市民の皆さんに貢献できる人を育成してほしい。

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◆斉藤栄市長 近年、熱海を訪れる観光客の満足度が上がっているが、これも1年を通じて行事に参加していただいている会の皆様のおかげだと感謝している。市としてもまち歩きがより楽しめるように道路を整備していく。

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◆藤曲敬宏県議 先日、県の視察で中国浙江(せっこう)省に1週間ほど行ってきたが、爆買の次は温泉に注目が集まっていた。ゴールデンルートで日本に来た人たちが、次に訪れる観光地として熱海に興味を持っており、誘客につなげたい。

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◆田中秀宝市議 まち歩きガイドに興味を持っている人たちが依頼しようと思っても窓口が分からないという話をよく聞く。熱海梅園に近く、無人化になった来宮駅を借りるのも一考に値する。JR東日本は正式に話があれば、検討すると言っている。

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◆和田翔平市議 ゴールデンウィークに家族旅行で訪れたい人気エリアランキングで5位になるなど熱海人気は堅調だ。私も賛助会員として、微力ながらまち歩きガイドの会に協力させていただく。

 

 

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