海辺の巨大ビアガーデンとして知られる「あたみビール祭り」(実行委員会主催)が1日、渚親水公園レインボーデッキで始まった。オープンを待ちわびた大勢の市民や観光客が続々来場、用意された1000席はあっという間に満席になった。熱海の演歌歌手・桜しのぶさんのステージをはじめ、DJ Land(ラテンシンガー&セクシーダンサーズ)、ハワイアン、ロックの演奏やもあり、ヨットハーバーから吹く心地よい潮風を浴びながら熱海のサマーナイトを満喫した。
オープニングセレモニーで斉藤栄市長は「熱海は人口一人あたりの飲食店の数が全国平均の5倍ある。ここでサッポロビールを味わったあとは、熱海には魅力的な飲食店、スナックバーがたくさんございますので夜通しで楽しんでいただきたい」。このとあいさつで会場は一気にヒートアップ、ビールで乾杯し、4日間のビール祭りの幕が開いた。
会場では市内の12店舗が出店、サワー類やソフトドリンクの飲み物と焼き鳥、焼きそば、サザエつぼ焼き、網代イカメンチ、イカ焼き、枝まめなどを販売。メーンの生ビールは静岡県限定「静岡麦酒(ばくしゅ)」(サッポロビール)が提供され、2カ所に設置されたサーバーはフル稼働だった。
主催者は4日間で1万2000人の来場を見込んでいる。
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