来宮神社の例大祭で本年度御鳳輦(ごほうれん)奉仕を行う厄年奉賛会「跳昇伍團壱會」(としょうごうまるいちかい)」(鈴木宜志会長)は7月6日、雨宮盛克宮司とともに熱海中学校を訪れ、三年生生徒128人と交流。例大祭の一環として行われる「熱海こがし祭り」と「御鳳輦奉仕」について説明した。
この日訪れたのは裃(かみしも)姿などの男子役員と天狗、女子部員の計16人。男子の大厄である42歳の同級生が1年間みんなで神社に集まって氏神様にご奉仕して厄を逃れるのが熱海伝統の御鳳輦、という説明に続いて、鈴木宜志会長が「私たちは27年前の熱海中学の卒業生です。男子42人が厄を落とすために、16日に御鳳輦の御霊(みたま)を乗せて市内を歩き、厄払いをします。同級生のお母さんたちに裏方としてお手伝いしてもらいます。3年かけて準備してきました」とあいさつ。会員から「天狗さんがまくこがしの粉をかけてもらうと風邪をひかなくなり、志望校に受かりますよ」と声がかかると、次々と頭にこがしの粉をかけてもらったり、生徒同士でかけあったりした。
(熱海ネット新聞)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。