熱海に残る昭和レトロと現代音楽をミックスさせて熱海の魅力を発信するイベント、第1回「熱海未来音楽祭」が9月20日、21日の両日、熱海市街と起雲閣で開催された。最終日の21日は熱海駅前の仲見世通り商店街から熱海サンビーチまでアートパレード「熱海の国のアリス」を実施。同音楽祭を企画したバンド「ヒカシュー」などで活躍する音楽家・巻上公一さん(熱海市在住)を先頭にこぐれみわぞうさん(ちんどん太鼓)、大熊ワタルさん(クラリネット)が演奏パフォーマンスを披露しながら練り歩き、「熱海の国のアリス」をイメージして扮した一般市民や子供たちが続いた。
起雲閣では、「詩そして電子音」と題した前衛的な音楽コンサートを開き、巻上さんや芥川賞作家の町田康さん、佐藤正治さん、Anna Lerchbaumer、Andreas Zißlerらが即興の演奏と詩の朗読を組み合わせたステージを繰り広げ、観客を魅了した。「静岡県文化プログラム」の一つで催した。
(熱海ネット新聞)
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