熱海ライオンズクラブ(川﨑秀和会長)は9月29日、伊豆山土石流の被災者に1876万円相当の支援物資を寄付した。全国のライオンズクラブはそれぞれの地区で熱海土石流支援の募金を行っており、集まった募金を熱海ライオンズクラブを通して緊急的に必要な物資を購入。被災者を支援している。
熱海ライオンズクラブでは、コロナ禍で迎える秋冬シーズンに備え、避難住民の転居先での加湿機能付き空気洗浄機を200台、電気カーペットを200枚を調達。被災者の公営および民間住宅(みなし仮設住宅住)への転居の際や子供たちの居場所作りに取り組むNPOに用意し、公的な生活支援では賄えない部分をフォローした。また、消防に無線機を贈った。
訪れたのは、ライオンズクラブ国際協会334-C地区(静岡県)の藤井嗣也ガバナー、川﨑会長、水谷幸伸幹事など5人。川﨑会長は「発災当初から、県内外のクラブで募金活動が続けられ、今回は被災者の皆様の要望で秋冬に必要なものを揃えた」と話し、齋藤栄市長は「市も頑張っているが、手の届かないところがある。ライオンズクラブのネットワークの素早い対応に感謝する」とお礼の言葉を述べた。
(熱海ネット新聞)
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