2時間35分03秒で5連覇を成し遂げた伊東高チームの古牧佳一朗選手は優勝インタビューで「ずっと2番の大学生チーム(慶応葉山)が横に粘っていて苦しかった。先輩たちが築いた伝統を後輩たちに引き渡すことができて良かった」と笑顔で話したが、ゴールした瞬間は「残り1500メートルが死ぬほどきつかった」と本音を漏らした。
勝因はチームワーク。同校チームは同伴船に水泳部の女子部員4人が乗り込み、2時間半に渡ってメガホンで声援を送り続けた。この熱い激励に古牧、高栖翔、内山雅貴の3選手は15分置きに向かい風と高波をかぶる先頭を務め、ピッチ泳法に徹して大学生チームを打ち負かした。慶大の猛追はゴール前まで続いた。
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