熱海市下多賀の小山神明宮で23日、例大祭神事が厳かに斎行された。雨宮盛克宮司が祝詞を奏上し、柳下輝治氏子総代長、西島幹人小山町内会長、氏子らが玉ぐしを捧げ、五穀豊穣(ごこくほうじょう)や家内和合を祈った。両日とも子ども神輿や山車が繰り出し、小山地区の秋祭りを盛り上げ、交流を深めた。
同神社は往時海岸にあり、現在の高台に遷された伝えられるが、その年代は不明。江戸時代は天照皇大神宮。明治に入り神明宮と改め、小山地区の氏神となった。御祭神が女性の神であることから、「町内婿取りの家は大変栄える」といわれている。氏子約120戸。
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