熱海市は1月8日、2017年成人式をMOA美術館能楽堂で開いた。今年の新成人は昨年より5人少ない341人。このうち式典には225人(男177人、女98人)があでやかな振り袖、凛々しい紋付き袴、フレッシュなスーツ姿で出席した。出席率は66%。会場の内外で久しぶりに顔を合わせた友人同士が近況や思い出話に花を咲かせた。
泉太鼓保存会によるオープニング演奏に続いて始まった式典では、新成人の有志10人が運営し、斉藤栄市長の式辞を、杉山利勝市議会議長と藤曲敬宏県議の来賓祝辞を述べた。決意表明は代表の北川昌輝さんと副代表の神木智世さんが行った。
恒例の市から贈られる漢字1文字の記念プレートは、新成人が選んだ「歩」に決まり、井澤万葉さんが三田光行教育長から受け取った。後日、熱海サンビーチ遊歩道に設置される。
◆記念プレート 1999年までは熱海梅園に記念植樹していたが、記念プレートに変更。今年は新成人が選んだ「歩」の漢字1文字を杉山和弥さんが題字。
◆成人式運営スタッフ 北川昌輝さん(代表)、神木智世さん(副代表)、倉田真佐樹さん、坂下恵さん(司会)、千葉裕花、杉山和弥、井澤万葉、有賀優颯、加藤慎得、新藤理帆
★泉太鼓保存会 熱海市泉地区の郷土芸能を継承するため1980年に結成。湯山一高代表を中心に学生から社会人まで約40人で構成。湯河原町の「やっさ祭」、地元の「湯かけ祭」「みつわ祭」、熱海市の「成人式」などで活躍。
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