◇ヤマハレディースオープン葛城第1日(30日・静岡葛城GC山名)
2年ぶりの優勝を目指す渡邉彩香(23)=大東建託=が5バーディー、1ボギーの4アンダーで回り、申ジエ(韓国)と首位に並んだ。1打差の3位に藤田さいき、ペ・ヒギョン(韓国)、さらに1打差の5位に永峰咲希、成田美寿々がつけた。前週優勝の若林舞衣子は71で7位。
大会初日、首位タイの好スタートを切ったのは渡邉彩香だ。5バーディー、1ボギーの4アンダー68をマーク。前日は調子がそれほど良くないと話していたが、この日はほぼ完璧な内容のゴルフを展開した。
「今日は調子が良くなりましたね。フェアウェイキープができていたし、全体的にパーオンもしっかりできていました」。
開幕からドライバーの調子がしっくりきていなかったが、ウェイト位置を調整するなどし、今週の試合にのぞんでいた。それが早々に良い結果として現れた。
「ドライバーの調子が良くなったことで、アイアンのリズムも良くなりました。パッティングに関しても先週、先々週とパッティングのおかげであの順位にいられた感じなので、今日も感触は良かったです。最後のボギーは悔しいですが」。
地元静岡での今年最初の試合だけに応援も多い。優勝への期待は高まっているが、明日からは天候は崩れる予報。優勝した2015年大会の最終日も雨だったが、天候をどう味方につけて戦うのか。渡邉と共に首位タイに立ったのは申ジエ。大会初日の上位陣は風が弱かった前半スタート組が独占した。後半スタート組では1アンダー71でラウンドした大西葵が最上位。明日は前半スタートと後半スタート組が入れ替わるため、どのような展開になるのか注目したい。
文と写真=LPGA
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