夏休みの子どもたちを集めて、元教員や地域のボランティア講師が勉強を教える「公民館寺子屋」(熱海市教育委員会主催)が市内各地区で開かれている。8月2日は「仲道公民館寺子屋」(岩本奈保子塾長)で3回目の学習会があり、伊豆山小の児童11人が学校の宿題を計画的にこなした後、伊豆山神社にある市立伊豆山郷土資料館を訪問。仲道在住で郷土歴史家の岩本直美さんから伊豆山の歴史や同神社が所蔵する伊豆山権現立像、扁額(へんがく)、法華曼荼羅などの由来や解釈などを学んだ。
公民館寺子屋は、それぞれの公民館や施設で地元の人から地域のことを学んでもらおうと2014年度にスタート。午前中に3時間開いている。中央公民館、泉公民館、網代公民館、上多賀会館に続いて、今年度から仲道公民館が加わった。各公民館とも夏休みに7回、冬休みに3回開催。プログラムはそれぞれ違い、地域の達人による特色ある授業を行っている。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
公民館寺小屋=仲道公民館
夏休み
①7月26日(木)自己紹介 アイスブレイクゲーム
②7月31日(火)イタリア語を学びながらピザ作り
③8月2日(木)伊豆山神社の歴史を学ぶ
④8月7日(火)MOA美術館見学
⑤8月9日(木)起雲閣の歴史を学ぶ
⑥8月21日(火)ネイティブから英語を学ぶ
⑦8月24日(金)めぐみ会見学と雑巾(ぞうきん)縫い
冬休み
⑧12月25日(火)書初め
⑨12月27日(木)おせち料理に挑戦
⑩12月28日(金)お正月ゲーム
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