
熱海駅裏側の山の手一帯を「美しい桜の散歩道」にする運動を進める「熱海まちづくり委員会」(桃山、桃山台、伊豆山岸谷、仲道の4町内会で構成)とMOA美術館はクリスマスの25日、最初の桜の苗木の植樹した。この日は4町内会の先陣を切って桃山台町内会が行い、細田實さん宅など4軒に桜の苗木(紅華)16本を植え込んだ。
同委員会では熱海市から100本の苗木を入手しており、1月4日の伊豆山町内会など順次配布する。MOA美術館の高見輝宏さんによれば、30年前の桃山と伊豆山一帯には桜の花が咲き誇り、びょうぶ絵のような景観で観光客らから称賛されていたという、しかし、植えられていたソメイヨシノがテングス病にかかったり、寿命になったりして枯れてしまい、残っているのはごくわずか。そこで今回は病気に強い、大漁桜、神代曙(しんだいあけぼの)、紅華(こうか)、花笠を選んだという。
この日植えられたおよそ1.5mの桜の苗木は3~4年で5mほどに育ち、4月上旬から中旬にかけて花を咲かせる。
◇苗木希望者 現在予約は55本。桃山、伊豆山地区で桜の苗木を自宅庭に植えてみたい方は高見輝宏さん(0557-84-2510)へ。費用は送料の500円のみ。植え付け指導などはMOAグループの樹木医が協力。
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