
県議選に初当選した自民党の新人・藤曲敬宏氏(48)は12日夜、選挙事務所で今回の選挙を振り返り次のように話した。
この厳しい決戦に少差ではありましたが、勝利できたのは皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
皆様と一緒に熱海を取り戻したい。この思いからスタートします。国、県とのパイプを、自民党の議席を、熱海を取り戻したという気がします。しかし、このあとには26日投開票の市議選があります。そこまで自公でしっかりと連携してもっと強固な熱海を作っていきたい。
きょう万歳三唱ではなく、ガンバロー三唱にしたのは、ここは通過点であり、これから4年半、民主党の現職が残した宿題をしっかりやっていかなければいけない。空白の4年半を取り戻さないといけないという思いからです。それには何よりも人間関係、県議さんたちとしっかりと横の連携をしていくこと、県の職員との信頼関係を取り戻すこと。そして県と市をしっかりと結び付ける。これをこれからの4年間でやっていき、もう一度熱海を取り戻したい。
今回の選挙は本当に厳しい戦いでした。当初、橋本一実候補と戦っているつもりが、告示以降、市長さんと戦っているような戦いでした。何で私が市長さんと戦わなくてはいけないのか。そういう思いでありました。その思いが多くの市民の皆様に伝わり、皆様の中からおかしいのじゃないか。市長さんを応援している人たちからも、「市長さんは中立であるべきだ」という声が上がってまいりました。そういう声が逆にこちらの藤曲陣営をより強固なものにし、そして相手陣営の方々の中からもそういう声が上がってまいりました。こういったことが今回の選挙をより複雑にしてしまった。
私は今回の戦いが終わったことでノーサイドにしたい。市長さんは前回の市長選の当選の後に「ノーサイドは市長が決めることだ」と言いました。私はこれから市民のために働かなければいけない。選挙戦期間中にも言っていたように県と市の連携を組むためにしっかりと働いていく。皆様にお約束したように熱海にしっかりと予算を持ってくること。そのことをお約束したい。
うれしいというよりも、これから行くべき険しい道の責任の重さを今すでに感じています。しっかりと戦っていきますが、皆様方の力が必要です。藤曲を支えていただきながら、一緒になって熱海を良くしていきたい。どうぞよろしくお願いいたします。
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