南あたみ第一病院「夏樹・平木文庫」開設 熱海ゆかりの作家・夏樹静子さん作品

創立45周年を迎える南あたみ第一病院(熱海市下多賀)は11月28日、記念事業として「ミステリーの女王」と称された人気推理作家の夏樹静子さん(2016年死去)の書籍を収蔵した「夏樹・平木文庫」を開設する。当日は午前11時半から病院前の花壇にソメイヨシなどを記念植樹し、午前12時から大成館で夏樹さんの主治医だった平木英夫さんが「夏樹静子さんとの思い出」と題して記念公演を行う。

夏樹静子さん

夏樹さんは、熱海にゆかりが深く、1943年に熱海市東山に転居。静岡県榛原郡川根町笹間(現在の島田市)に疎開した後、熱海第一小、熱海中学に進学。日本女子大附属高を経て慶應大学文学部を卒業した。
同病院(当時は南熱海温泉病院)には、1996年1月に慢性の腰痛治療のため入院。心療内科医で副院長だった平木医師に治療と指導を受け、2カ月ほどで快癒した。当時の入院生活は「腰痛漂流記 椅子がこわい 第7章 海の見える寝室」に詳しく著されている。
同文庫には、夏樹さんの代表作「蒸発」「Wの悲劇」など約100冊と平木医師の著書10冊が収蔵される。コロナ感染拡大防止のため、貸し出しは、収束するまで入院患者など病院関係者に限定する。講演も人数を制限し、関係者だけで行う。
(熱海ネット新聞)

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