
伊豆山神社例大祭の神事が斎行された15日午前、氏子家庭の小中学生が同神社の伝統の舞「実朝の舞」と「神子舞」を奉納した。時折、雨が降る中、厳かな本殿で、古式ゆかしい衣装に身を包んだ奉仕者たちが、笛や太鼓の雅楽に合わせて舞った。
◇「神子」舞奉仕者 高橋奏音、豊嶋彩生(伊豆小3年)
◇「実朝の舞」奉仕者 岩本夏幸、児玉野愛、梁島沙椰(熱海中3年)、岩本梓(同2年)、坂本紗花、當間由奈、豊嶋望生、中田百美、和田愛海(伊豆山小6年)
◆実朝と伊豆山神社 鎌倉幕府の第3代将軍で歌人の源実朝が二所詣で伊豆山神社に向かう途中に詠んだ歌が「箱根路をわが越えくれば伊豆の海や沖の小島に波の寄る見ゆ」。二所詣とは、実朝の父で鎌倉幕府を開いた源頼朝が始めた伊豆山神社、箱根神社の参拝。頼朝は源氏再興の旗揚げの際、両神社と三島神社の3神社に必勝祈願し、援助を受けたことから二所詣を始めた。
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