
4月3日告示、12日投開票の県議選に立候補を表明している現職・橋本一実県議(50)=民主党=は29日午後、市内清水町バス停前で街頭演説会を開いた。同党の細野豪志政調会長、渡辺周選挙対策委員長が応援に駆けつけ、国政報告を行うとともに、橋本氏への支持を訴えた。
細野氏は「15年前、政治家としてスタートした当時、自民党じゃないと政治家じゃないというくらいに熱海では自民党が強かった。そこに橋本さんが民主党という新しい旗を掲げ、斉藤市長を作り、財政再建へ踏み出した。その橋本一実さんにもう一度チャンスをいただきたい。いま民主党で勝利するのは難しい。しかし、渡辺周さん、わたくしと熱海のパイプを断ち切るのではなく、もっと強くするために橋本さんをご支援いただきたい。不肖、私も熱海のためなら一生懸命汗をかく」とおよそ10分間に渡って熱弁をふるった。
渡辺周氏も「市議、県議で立派な仕事をしていながら、民主党という看板を背負っているから苦戦している。民主党の私がいうのだから間違いない。橋本さんには罪がない。民主党の名前を代えたっていいんです。維新と一緒に新党をつくたっていい。ぜひとも熱海の地方創生の担い手として橋本さんに引き続き仕事をさせていただきたい」と支持を訴えた。
橋本氏は「自民対民主、これは正直大変厳しい状況ですが、ここでつまずくわけにはいかない。渡辺周、細野議員とともに斉藤市長をサポートしながら川勝知事とのパイプ役となり、信頼関係を構築していく。それが私の仕事です。市議3期8年、県議2期5年の経験をしっかりと県政に生かさないといけない」と力を込めた。
山田治雄、金森和道、小森高正、村山憲三市議と4月市議選に立候補を表明している新人・和田翔平氏も街頭演説を行い、およそ200人の市民が小雨が降る中、熱心に聴き入った。
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