
佐佐木信綱祭短歌大会が開かれた13日、市内西山町にある信綱の旧居「凌寒荘」が特別公開され、多くの市民や短歌愛好家が訪れた。
今月3日には凌寒荘の管理・運営に携わる「凌寒会」(松井千也子会長)の会員らが集まり、遺影の前で信綱の遺徳をしのんだ。
信綱は、この別荘に昭和19年、72歳のときに病後の保養のため転居、熱海の風光を愛し、永眠するまで19年をこの地で過ごした。熱海在住中に歌集「山と水と」などを著した。凌寒荘には、歌集「思ひ草」の一首を刻んだ歌碑がある。
◇佐佐木信綱 明治5年三重県で生まれ。13歳で東京帝国大学文科大学古典科に入学、 以後、国文学者・歌人として活躍。
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