
熱海市が3年前から続けるロケ支援事業「AD(アシスタントディレクター)さん、いらっしゃい!」効果で、全国ネットのテレビ番組で取り上げられることが増え、市内の宿泊客は右肩上がりで増えている。しかし、宿泊施設で働く人が集まらず、繁忙期には予約を断る施設も出ていることから市は25日、熱海温泉ホテル旅館協同組合に加盟する市内のホテル、旅館関係者を対象に外国人雇用説明会を開き、14人が出席した。
説明会では、名古屋入国管理局就労審査部門の黒崎悦郎さんが「外国人の在留資格とインターンシップ」について説明したほか、静岡労働局労働基準部監督課の金子洋一さんが「外国人雇用管理上の留意点」、同需要調整事業課の粕谷純一さんが「労働者派遣及び職業紹介のしくみ」、同職業対策課の林大輔さんが「雇用関係助成金」についてそれぞれれレクチャーした。
説明会後は質疑や個別相談が行われ、出席者は熱心に聞き入った。
◆出野武彦観光建設部長 昨年はここ10年で2番目に多い宿泊客数294万人を記録したが、宿泊施設の約7割で従業員不足が生じている。旅館ホテルで働きたい若者が減ってきており、日本人のみならず、外国人にも働いてもらうことも考えていかなければならないと思う。
名古屋入国管理局就労審査部門の黒崎悦郎さん
コメント
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実際の求人を拝見しましたが、
現状の条件では当然の結果としか言えないと思いました。
待遇面で付加価値を出す必要がありますね。