
◇ヨコハマタイヤPRGRレディース第2日(12日・高知土佐CC=6217ヤード、パー72)
10位から出た渡邉彩香(22)=大東建託=7バーディ、1ボギーでスコアを6つ伸ばし、通産7アンダーで首位に2打差の2位に浮上した。キム・ハヌル(韓国)が通算9アンダーで首位をキープ。イ・ボミ(韓国)が6アンダーの3位。飯島茜、柏原明日架が5アンダーの4位。
超一流の登竜門。今大会へかける渡邉彩香の意気込みがすごい。その気持ちがパワーに変わり、この日のベストスコア「66」の猛チャージを披露した。「去年までは成績がいまひとつのせいもあるけど、すごく難しい感じばかりがしていた。でも今年は、コースが狭いと思わない。いいイメージが浮かんでくる」。さらなる頂を目指している渡邉にとって、苦手をつくらないことは将来へ向けての大きなテーマだ。今オフも100ヤード以内のショットに磨きをかけた。「徹底して練習しました。今までは、100ヤードを切ると、チャンスにつけなくてはいけない。そんな気持ちばかりが先走って、いい結果が出なかったから。その点、今年は練習のように打てばいい、と楽にプレーができる」と違いを明かす。
1日中、100ヤード以内だけのショットを練習することが当たり前になったという。最終日のターゲットは、もちろん優勝だ。そして特別な舞台装置が用意されている。イボミとの直接対決…。「去年、何度も負けていますね。ただ、そのおかげで課題がみつかったわけだし、(イに)勝ちたいという気持ちがものすごく強くなった」。圧倒的な飛距離のアドバンテージを誇る渡邉に、小技のテクニックが加わった今季の変身ぶりを、イはどう感じるのだろうか。
記事と写真=LPGA
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