
宮入り後の本殿前では19日夜、神輿保存会による神幸行列の成功を祝っての三本締めに続いて呼び物の御鳳輦神輿の境内引き回しが行われた。今宮丑寅嵐舞會の志方敦会長の合図で、会員が御鳳輦を担いで勢いよく走りだしたが、今年度は奉仕者数に合わせて異例の26周回。女子部員が1周ごとに会員一人ひとりの名前が書かれたボードを掲げ、全員で名前を呼んで励ました。会員たちは西部地区をくまなく回った昼の神幸行列で体がくたくたになりながらも、気力を振り絞ってやりきり、完全燃焼した。
一連のご奉仕をやり遂げた志方会長は運行を託した神保正貴進行部長の労をねぎらった後、今年度の伊豆山神社、来宮神社厄年奉賛会の会員たちと肩を抱き合い、達成感を享受。そのすがすがしさが、多くの参拝者の涙を誘った。
御鳳輦神輿の境内引き回し動画=IMG_1708
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