JR東日本は4月8日、東京オリンピック・パラリンピックに向けて増加している訪日外国人の利用を見込んで東京都心と伊豆半島を結ぶ新型観光特急を2020年春に投入すると発表した。全ての客車がグリーン車タイプで、一部についてはワンランク上の客車を連結し、座席数を2列にする。現行の「スーパービュー踊り子」は廃止する。
1編成8両で定員164人。デザインは奥山清行氏が担当。外装カラーは伊豆の海や空、砂浜などをイメージし、紺ぺき色や白色を採用した。グリーン車よりも上質な「プレミアムグリーン車」を1両分連結。個室だけの車両も2両つなげ、全ての車両に天窓を設ける。
特急電車の食事メニューでは珍しかった麺類も提供し、毎日1本ずつ運行する方針。東京駅・新宿駅と伊豆急下田駅を結ぶ。特急の名称や利用料金は未定。
(熱海ネット新聞)
■訪日外国人 政府は日本を訪れる外国人旅行者を2020年までに4000万人に増やす方針。昨年、静岡県内に宿泊した訪日外国人は147万人余り。4年前より2倍近くに増えている。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。