
熱海市上多賀の多賀湾を会場に24日、静岡県高校新人大会・ヨット競技が始まった。静岡県を代表する県立熱海、県立相良(牧之原市)の1、2年生部員18人がFJ級(2人乗り)、シーホッパー級SR(1人乗り)の2種目で熱戦を展開した。1年生にとってはデビュー戦となる大会で、今年、熱海高は例年を大きく上回る9人の新人が入部したことから、27年ぶりに多賀湾で開催した。
開会式では、県高等学校ヨット専門部長の岩田享熱海高校長が「熱海高校ヨット部は東京五輪(1964年)に日本代表選手を輩出した名門。27年ぶりの戸又港での開催はうれしい限り。来年5月のインターハイに向けて両校とも最高のスタートを切ってほしい」とあいさつ。加藤文哉主将=多賀中=が選手宣誓を行い、2日間の”2強初手合わせ”が繰り広げられた。
◆復活 現在部員数は3年=2人、2年=5人、1年=9人。同校ヨット部OBでコーチの鷲尾大吾さんらがのプロモーションビデオを製作して入部者を勧誘。一時期は部員2人まで減少したが、OBのバックアップで入部者が年々増加。全国大会の常連校へ復活。
選手宣誓する加藤文哉主将と岩田享校長(ヨット専門部長)
多々良勇也顧問(熱海高教諭)
鷲尾大吾コーチ(熱海高OB)
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