【経済】昨年の宿泊者数307万人、大震災の236万人からV字回復

熱海市は25日、2015年の宿泊者が入湯税ベースで307万6千人(前年比4・6%)だったと発表した。300万人を超えたのは日韓W杯が開催された02年(301万5千人)以来13年ぶり。09年リーマンショック、11年の東日本大震災で11年には236万人まで落ち込んだが、その後右肩上がりで回復。市は300万人復活の要因について①12年から始めた「ADさんいらっしゃい」②13年から取り組んだ四季ごとにテーマを統一した観光ブランドプロモーション(意外と熱海)――効果を挙げている。
◆斉藤栄市長 年末には新しい熱海駅舎・駅ビルが完成するなど明るい話題もある。宿泊者300万人を維持できるよう、引き続き、シティプロモーションに力を入れていく。
入湯税による宿泊人員
2001年 311・6万人
2002年 301・5万人
2003年 291・5万人
2004年 294・6万人
2005年 290・5万人
2006年 297・1万人 斉藤市政スタート
2007年 288・9万人
2008年 291・9万人
2009年 284・0万人 リーマンショック
2010年 277・7万人
2011年 236・0万人 東日本大震災
2012年 263・4万人 ADさんいらっしゃい開始
2013年 283・4万人 観光プロモーション開始
2014年 294・0万人
2015年 307・6万人

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る