
熱海梅園を陰で支える「梅園ボランティア」のメンバーと市職員らが11日から、熱海梅園入り口周辺のクマザサ緑地帯を中心に手作業で雑草取りを開始した。梅や桜が咲き誇っていた1カ月半前とは別世界のように園内は緑一色。思いのほか骨が折れる作業で参加者たちは何度も水分補給、汗をぬぐった。
「梅園ボランティア」は大塚実・大塚商会名誉会長が2007年から3年に渡って総額1億3000万円を費やし、市が熱海梅園をリニューアルしたのを受け、「市民の梅園は市民で守ろう」という斉藤市長の呼び掛けで2010年4月にスタート。5団体16人が登録し、毎月第3週の7日間(日、時間帯は自由)に草取りなどを行っている。
熱海市は、従来専門家に委託していた園内の軽作業を「梅園ボランティア」にお願いすることで、浮いた経費をより専門的な業務にあてている。
園内では3月24日に帰還したカルガモがつがいで産卵の準備に入った。天敵のカラスの数も急激に増えており、市職員らが見守りを行っている。
市都市整備課公園緑地室は参加者を随時募集している。問合せは熱海市整備課公園緑地室0557-86ー6218へ。
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